日本語学習のポイント
グローバル化が進む現在では、日本人が海外に行くこともありますが、逆に日本に来る外国人も多くいます。日本のアニメ文化が海外で評価され、日本語に興味を持ち日本語を学んでいる外国人も増えてきました。独学・日本語教室・スカイプでのオンラインレッスンなど様々な学習方法があります。こちらでは、日本語を学ぶ際の学習ポイントについてご紹介致します。
日本語を学んでいる外国人が難しいと感じる点
1・漢字が複雑で読めない・書けない
普段私たちが当たり前に使っている漢字は、外国人にとっては複雑な絵のようなものです。私たちは漢字の溢れている環境で育ってきたので、初めて見る漢字でもなんとなく読めたり意味を推測できます。しかし、漢字のない環境で育った外国人はゼロから漢字を覚えなくてはなりません。
漢字は部首や書き準に注意しないといけないので、漢字を覚えるのは難しく時間も掛かります。
2・直訳できない
日本語の「お疲れ様です」「よろしくお願いします」「恐れ入ります」を英語やラテン語に直訳するとおかしな意味になってしまいます。
日本語テキストに文法や用法を記載されていても、実際に体験してみないと理解するのは難しいでしょう。
3・数字の数え方がモノによって変わる
日本語はモノによって数え方が変わります。例えば、お箸は1膳2膳と数え、スプーンやフォークは1本2本と数えます。また「○本」の読み方も「ぽん」「ほん」「ぼん」と数字によって読み方が変わるので、難しいです。
日本語学習のポイント
1・幼少・小学低学年用のテキストや教科書を用いる
カタカナ・ひらがな・漢字練習帳は、良い教材です。また、小学校の教科書は接続詞の使い方やどのような状況で使用するかなどの説明が簡単に分かりやすく解説されているのでオススメです。
2・日本人ととにかく喋ること
日本語は、テキストに書いてある表現では伝わらないニュアンスなどが沢山ありますので、積極的に日本人と話すことが大切です。
単語だけの会話でも、日本人は汲み取って理解しようとするので、会話は成立します。話すことで言葉の意味を理解し、テキストで復習すると効率もあがります。
3・モチベーションを維持すること
アニメに興味をもって日本語を学んでいる人は、字幕無しでアニメをみることを目標にするなどの目標を立てて、モチベーションを維持しながら学習することが大切です。
カタカナ・ひらがな・漢字など日本語は難しく感じる人も多いと思いますが、他の外国語と比べて母音も少ないので、諦めずに学習する事が大切です。
スクールなどで学習したい人は、e京都外国語電脳学堂のオンラインレッスンをオススメします。スカイプを使った会話レッスンなので、教室に通わなくても自宅で学習できます。